絶対遊んで!『遙かなる時空の中で3 Ultimate』PS Vita用ソフト

 

 

今回は『遙かなる時空の中で3 Ultimate』の布教をさせていただきます!

せっかくのPS Vitaでのリメイクなので、遊んだことのない人にも遊んで頂きたいです。個人的に乙女ゲームの中では、名作中の名作だと思います! ストーリーを重視する乙女ゲーマーの方には特におすすめです。

ストーリー

女子高生である主人公は、ある日不思議な少年との出会いによって「白龍の神子」に選ばれる。

少年に導かれ時空を越えた先は、源氏と平家が激しい戦を続ける異世界。

そこで主人公は仲間の八葉たちや白龍と協力し怨霊を操る平家と戦うことになる。

ともに戦い危機を乗り越えるうちに、深まっていく主人公と彼らの絆。

しかし、やがて戦乱がふたりの仲を引き裂いて、時に彼の命さえ奪っていくことも……。

あるできごとがきっかけで「時空を越える力」を手に入れた主人公は決意する。

過去へとさかのぼり、悲劇の運命を変えて大切な人を助けようと──。

ここから、時空を越える主人公の本当の戦いが始まる。

 

『遙かなる時空の中で3 Ultimate』公式サイトより引用

 

このゲームは2004年に発売された『遙かなる時空の中で3』とその後発売された追加ディスク『遙かなる時空の中で3 十六夜記』を一本化し、さらにフルボイスにしてPS Vita用ソフトとして発売されたリメイク版です。

引用した文章ではずいぶんあっさり書かれてますが、「時空を越える力」を手に入れたきっかけの”あるできごと”に、PS2で遊んだ当時は相当なショックを受けたことをよく覚えております…

主人公が時を越える理由、登場人物それぞれの立場、思惑、願い、想い…様々な要素が複雑に絡み合っていて、数ある乙女ゲーの中でも格段に壮大で、密度の濃いストーリーだと思います。またシナリオが本当に緻密に計算されていて、何度繰り返しても違った見方を発見できたりして面白いですよ。

 

遙かナンバリングについて

遙かシリーズはそれぞれナンバリングされてますが、「龍神の神子と八葉」とそれを取り巻く人たちの設定が生きているだけで、全然別のゲームです。ナンバリングが変わるとキャラクター総入れ替えで、話の繋がりもないのでどのナンバリングからでも遊べるようになってます。

 

キャラクター

人数が多すぎるので主要キャラを短くご紹介します。

有川将臣(ありかわまさおみ)
主人公の幼馴染。すごく頼りになるけど、飛ばされた先ではぐれます。はぐれる前と姿がちょっと違うけど…?

 

 

源九郎義経(みなもとのくろうよしつね)
五条大橋でお馴染みの人。堅物で口が悪くて誤解されやすいけど、いい人です。

 

 

ヒノエ
熊野で出会うナンパな美少年。すぐ木の上に飛びます。

 

 

 

武蔵坊弁慶(むさしぼうべんけい)
源氏の軍師で、博識な薬師。いろいろと秘密が多い。

 

 

 

有川 譲(ありかわゆずる)
主人公の幼馴染で将臣の弟。弓道部でお料理上手で苦労人。貴重なメガネ枠。

 

 

梶原景時(かじわらかげとき)
源氏の軍奉行(いくさぶぎょう)。武士だけど陰陽師。お洗濯が大好きお調子者。

 

 

平 敦盛(たいらのあつもり)
平家の公達。口数少ないけどお兄さん想いな笛の名手。慌てた顔がかわいい。

 

 

リズヴァーン
特殊能力を持つ「鬼の一族」の末裔。主人公と九郎の剣の師匠。みんなに「先生」と呼ばれてます。

 

 

銀(しろがね)
藤原泰衡の郎党をしている記憶喪失の人。知盛に見た目が似てるけど…?

 

 

 

平 知盛(たいらのとももり)
平家の武将で、強い主人公が大好きな戦闘狂。主人公を獣呼ばわりします。

 

 

主要なキャラだけご紹介しましたが、これ以外にもエンディングが用意されてるキャラクターがまだまだいます。特に八葉に関してはエンディングが2種類(無印・十六夜記それぞれのED)用意されているので、1本のゲームで相当なボリュームです!さらにダウンロードコンテンツでエンディングが追加される人もいます!

 

ゲームシステム

イベントを発生させるためにフィールドを移動したり、戦闘が必要だったりしますが、基本的には読み進めて選択肢を選べば進むので、特別なプレイングは必要ありません。システムとしては気楽に進められる部類のゲームですよ。

恋愛イベント

 

恋愛イベントの発生にはいくつかの要素をクリアする必要があります。「神子との絆」を高めたり、「蜜月」を満たしたり、イベントの発生のために運命を遡って特定の状況を作ったりなど、条件は様々です。どのエンディングを見たいかによっても、変わってきますね。

 

 

こんな風に言葉で見ると難しく感じるかもしれませんが、このゲームはメニュー画面から「人物情報」の「メモ」を見ると、攻略情報が細かく載ってます 笑

何人も同時進行しようとするとしっちゃかめっちゃかになる可能性大ですが、一人ずつメモを見ながら攻略していけば、余裕でクリアできるはずです。すごい安心設計!

 

 

戦乱の世で起きる恋愛イベントは、ドキドキするものから切ないものまであって、胸に迫るものがあります…このドラマティックな物語が楽しめるのも、遙か3の魅力のひとつですね。それぞれのストーリーが本当に素晴らしいので、ぜひ全部のエンディングを制覇してください!

たらこ的には、推しはヒノエと弁慶なんですけど、ストーリーでおすすめするのであれば、ぜひリズ先生を…できれば何人かクリアしたあとに攻略していただけるといいかなぁと思います!

 

運命上書きシステム

 

【時空跳躍】で主人公が未来で見た情報などを持って時を遡り、運命を選び直すことで、新たな運命が切り開けることがあります。

ゲーム中は一定期間を「章」で区切って進行していきますが、運命を選び直すと「章」の名前が変化したり、今まで出てこなかった「章」が現れます。このあたりも恋愛イベントの発生条件やルート分岐に絡んできますが、これも例に漏れず「人物情報のメモ」で確認できるので、安心ですね。

 

戦闘と円陣システム

 

フィールド上の怨霊がいるマスを通過しようとすると、一定確率で怨霊との戦闘が発生します。物語を進めていくとボス戦も発生します。

戦闘はターン制で、主人公を含めた4人のコマンドを入力し終えると戦闘が開始します。(まれに先制攻撃を食らうこともあります)。特に難しいことはないので、よくわからなければ雑魚はひたすら「攻撃」を選んでても大丈夫です。一部のボスは同属性からの攻撃を吸収しちゃう人もいるので、それだけ注意です。

 

味方キャラは、主人公以外のキャラたちを「円陣」の形に8人並べることができ、そのうち3人が戦闘に参加します。この8人はコマンド入力をする際に、時計回り・反時計回りに回して入れ替えることができます。あぶれた人は戦闘できません。

「円陣」に誰を入れるかは、戦闘をしていないときに設定しておく必要があります。

 

それぞれのキャラには五行属性が割り当てられていて、その属性に応じた術を放つことができます。術の発動には、必要な属性の人物が揃って戦闘に参加している必要があるので、円陣の並べ方に注意が必要です。

また、一緒に戦闘を重ねることで主人公以外のキャラクター同士の友好が深まり、かばったりかばわれたりする際のセリフが変化します。本当に細かいところなんですけど、長時間遊んでいるうちにセリフが変わってくると、感慨深いものがあったりしますよ!

 

特技の習得

 

メニュー画面の「習得」では、戦闘に勝利すると得られる「五行の力」を使って、キャラクターの能力を高めたり、特技を覚えさせることができます。このゲームではキャラクターに「レベル」の概念がないので、「習得」することで強化していく必要があります。

特技は戦闘中にも使用しますが、イベントの成功条件に組み込まれていることもあります。なるべく多く覚えさせておいた方がいいですね!

 

 

ちなみにたらこは、戦闘にもイベント進行にも何にも関係ない「ささやき」ばっかりレベルを上げては五行の力が足りなくなるを繰り返してます…本編がさっぱり進みません…でもボイスが聞きたいんです…聞きたいんですよぉ…!

 

たらこの感想

キャラクターについて

遙かシリーズのいいところは、敵味方関係なく素敵なキャラクターが多いところだと思います。恋愛対象になっていないキャラでも、作り込みがすごくて、そっちの方が好きになっちゃったりすることもよくあります。(たらこは3だと惟盛さんが好きです)

今回フルボイスということで、サブキャラも声がたくさん入ってくれて本当にうれしかったです!

もちろんメインのキャラも素敵です。八葉みんなが立場バラバラなんですよね、現代人だったり、源氏だったり平家だったり●●だったり××だったり…いろんな立場、思惑がうごめいていて、単純な好いた惚れたで終わらないドラマに胸が熱くなります。みんな複雑なんですよね、とても。そのあたりの背負ったものや葛藤などが、そのキャラをより魅力的に見せてるんじゃないかな。

 

主人公の行動の必然性

このゲームでは主人公の行動の動機が本当に悲壮なんですよね。あらすじの項でも書きましたけど、初めて1周目を遊んだときは本当にショックでした…乙女ゲームの展開で、こんなことがあっていいのかと。

でも、だから主人公の人気が根強いんですよね。しっかりと裏付けられた行動理由とそれを遂行していく強い意志が、プレイヤーに受け入れられたんだなぁって思います。それまで(遙か無印と2)は守られる立場だった「神子」が、逆転してみんなを守ろうとする展開、本当に良かったです。某テーマパークとタイアップしたときの人気投票では、八葉おさえて1位でしたもんね 笑

ゲームの目的に加えて、彼女の悲壮な決意、プレイヤーの感情、いろんなものがリンクするからこのゲームが面白いって、感じるのかもしれません。今回リメイク版を遊んでも、その感覚は変わりませんでした。

無料でダウンロードできる体験版では、その”あるできごと”のところまで遊べるはずなので、ご興味あれはぜひ!

 

わが青春の遙か3がフルボイスになって帰ってきた!…って思ったんですけど、もうPS2で発売されてから十数年も経ってて、お初の方もいらっしゃるんじゃ…?と思って、ご紹介してみました。ぜひ初めての人にもこれを触って遊んでいただきたいです!そしてぜひみんなで幸せなエンディングを迎えてください!わたしはこれからダウンロードコンテンツの、泰衡さんエンドを見に行きたいと思います!!

 

ここまでお読みくださいましてありがとうございました!